第4回〜6回沖縄国際映画祭に出品された、地域発信型映画を一挙DVD化!
(“地域発信型映画”とは「自分たちが住む街のさまざまな魅力を全国に伝え、地域を活性化させたい」という地元への熱い想いを映画を通して実現するプロジェクトです。)
1.【税金サイボーグ・イトマン】(25分)
*沖縄県糸満市
[出演] 舩木壱輝/比嘉ニッコ/吉田妙子/津波信一/みーちゅう/翁長大輔/空馬良樹
[監督] ゴリ(ガレッジセール)
『税金サイボーグ・イトマン』とは、糸満市の平和の為に多額の税金を投入して作られたサイボーグである。
ある日、美人が多い事で知られるこの町で糸満美人連続誘拐事件が起こる。
糸満警察は頭を悩ませ、最後の切り札として『イトマン』を呼びよせる。
果たして『イトマン』は事件を解決する事が出来るのか?
2.【沖縄語(うちなーぐち)】(30分)
*沖縄県北谷町
[出演] 照屋林賢(ミュージシャン)/名嘉睦稔(木版画家)/ 高良倉吉(琉球大学教授)/野国昌春(北谷町長)/上原知子(民謡歌手)
[監督] 照屋林賢
言葉が文化を育てた。
言葉には単語がもつ意味だけではなく、深いメッセージが潜んでいる。
日常会話の中に沖縄人の生き方が伝えられているのだ。
年々、その沖縄語を使う人は少なくなっているのが現実だ。
沖縄に根差し、沖縄語をあやつる5人の人物へのインタビューから構成されるドキュメンタリー作品。
3.【ジノーン・シチュン】(34分)
*沖縄県宜野湾市
[出演] 永田健作/椎名ユリア/普久原明/藤木勇人/堀内Pualani保子/佐喜眞淳/宮川たま子/初恋クロマニヨン/タヒチタマリィぎのわん
[監督] 松田京吾
宜野湾市から、パンフレット用の写真を依頼されたフリーカメラマンのジノンは、宜野湾市の様々な場所で撮影を行なっていた。
そんな中、森川公園で艶かしく美しく踊る雫と出会う。
フリーカメラマンのジノンと、タヒチアンダンス・インストラクターの雫。
宜野湾市にまつわる「羽衣伝説」を現代版にアレンジにした2人の物語。
4.【わらいのかみさま】(25分)
*沖縄県今帰仁村
[出演] ユウキロック(ハリガネロック)/茉那美/瀬名波孝子/玉木伸/安里安隆
[監督] 又吉安則
沖縄県今帰仁村。
長寿村として知られるこの村で、高齢化社会にともなう福祉事業の一環として「笑い」で「病気」を治すというなんとも不思議な計画がスタートした。
笑いのプロとして送り込まれてきたのが、自称お笑い界を一世風靡した関西芸人の斉藤肇、38歳。
今帰仁村に笑いの神は降りてくれるのだろうか?
5.【那覇 NAHA なーふぁ!】(34分)
*沖縄県那覇市
[出演] 川田広樹(ガレッジセール)/吉田妙子/高原亜里沙/中西捷仁/崎濱祥子/ジェシーホワイトヘッド/宮里榮弘/空馬良樹/小嶺和佳子/ひーぷー
[監督] 喜屋武靖
那覇を舞台にした3 話のオムニバス。
●公設市場でユイユイユイ!
公設市場でバイトをしている高校生の夏海と大学生・竜一の小さな恋の物語。
●あまくま那覇まちロングウェイ
映画監督を目指す高校生の隼人が外国人観光客・ジョージと出会い、共に古い写真に写った女性を探すロードムービー。
●Shall we 古武術?
少し頼りない父と優しい母を持つ高校生の結。
部活での挫折、父親の古武術挑戦を通して家族の距離が少し近くなる青春物語。
6.【たま子とチョーチカーの呪文】(35分)
*沖縄県浦添市
[出演] 池間夏海/城間祐司(ゆうりきや〜)/普久原明/山城智二/當眞嗣人/ぎぼっくす(ノルウェースウェーデン)/稲福優衣/宮平舜也/比嘉憲吾(初恋クロマニヨン)/綾部祐二(ピース)/宮川たま子
[監督] 高山創一
たま子は玉城朝薫の一番弟子の末裔の小学生。
酒飲みの父と浦添に暮らしている。
たま子は普通の人に見えないものがみえる力とマジムン(妖怪)を封印する特別な能力を持っていた。
浦添の経塚には、昔、僧侶がマジムンを封印したとされている経塚の碑があった。
ある日、地震によりその碑が壊れ、2体のマジムンが現れ悪さをはじめた…
8.【ロクな人生】(30分)
*沖縄県沖縄市
[出演] 橋本真実/伊舎堂さくら/照屋まさお/マスミ・ロドリゲス/大嶺淳/ニッキ―/伊保クリス(ありんくりん)/ケン・ロビラード/ゴリ(ガレッジセール)
[監督] ゴリ(ガレッジセール)
東京の出版社に勤める新人ライターの上野は旅雑誌の沖縄特集を任せられた。
嫌味な上司に企画をダメだしされ異動の宣告を受け、最後のチャンスとして沖縄に1日だけの取材に。
無事に取材はできるのか?
たった1日の旅で人生は変わるのか?
沖縄市の魅力と人情をちりばめた、コメディー作品。
9.【一粒の種 〜真太陽の島の大合唱〜】(29分)
*沖縄県宮古島市
[出演] 砂川恵理歌/下地勇/高橋尚子/宮古島市民の皆さん
[監督] 青木亮
“一粒の種になりたい”
―ある末期患者の残した言葉をもとに、担当看護婦だった宮古島出身の高橋尚子さんと同郷のミュージシャン・下地勇さんがある曲を作った。
「一粒の種」―人間の生と死を綴ったこの歌を、宮古島出身の歌手、砂川恵理歌が島の人々と合唱することになった。
お年寄りから子どもまで、実に336人が大集合。
合唱が完成する一日の人々を追ったドキュメント映画。
(2015年3月4日発売)