芸人・長原成樹が自ら自伝小説を映画化!
大阪のしょーもない不良が、大人に変わるまでを描いた真実の物語。
大阪を中心に活躍する芸人・長原成樹が自ら監督に名乗りを上げ、自伝小説『犬の首輪とコロッケと -セイキとズイホウの30年-』を映画化!
昭和のディープな大阪・生野を舞台に札付きのワルからお笑いの世界に飛び込んでいく自身の半生を描いた真実の物語。
本作には「家族」「恋愛」「友情」に悩みながらも一つずつ答えを出していく主人公の姿を通して、自分を育ててくれた街への感謝の気持ちが込められている。
<あらすじ>
大阪のどうしようもない不良が芸人になった。
大阪の生野区で、食卓にコロッケとキムチしか出さないおとうちゃんの子供として生まれたセイキ。
相棒のタツヤ、ガリ勉のトシ、ライバルのヤマト達とケンカ・窃盗に明け暮れることがあたりまえで、そんな毎日に疑問など全くなかった。
しかしある日、度を超して暴れすぎたセイキは遂に逮捕され、少年院に送られてしまう。
やがて出所したセイキに、友人達はミチコを紹介すると言う。
ミチコは<オフィスレディ>とやらで、セイキの周りには存在しない女性だった。
「見た目」にも「少年院」にも何ら動じないミチコの美しさに、セイキは真面目に生きる事を誓う。
「あの頃ダサいと思うてた大人に、俺はなるんや!」と、相も変わらず勝負を挑んでくるヤマトを相手にもしなくなった。
その頃、芸人の道を志していたタツヤの強引な誘いで『笑い』の舞台に立ち、<人を笑わせる>喜びを覚えたセイキは、いつしか本気で芸人を目指していく。
セイキを変えたのは少年院ではなく、近所のおっちゃん、おばちゃん、友人や先輩、誇りを持ったおとうちゃんであった。
しかし、必死に生きるセイキに、ミチコはある秘密を隠していた…。
<出演>
鎌苅健太/ちすん/中村昌也/宮下雄也(RUN&GUN)/池田純矢/波岡一喜/宮地真緒/街田しおん/松尾貴史/今田耕司(友情出演)/山口智充
<原作・監督>
長原成樹
≪特典映像≫
■クランクアップコメント集
■キャンペーン映像集(第3回沖縄国際映画祭舞台挨拶/東京・大阪プレミア試写会/初日舞台挨拶)
■予告編・TVスポット
≪音声特典≫
■オーディオコメンタリー
長原成樹監督が出演した吉本若手芸人と共に映画への熱い想いを語る。
長原成樹/濱谷隆一(かまいたち)/瀬下豊(天竺鼠)/マコト(span!)
【収録時間】本編85分+特典映像38分
(2012年7月11日発売)